日本の大学に籍を置き1年間アメリカに留学する方法。大学の制度を利用した派遣留学をご紹介します。

時間があるので、今までの経験の話を少ししてみます。

今日は大学生や高校生に強くお勧めしたい派遣留学制度についてです。

 

5年も前の話になりますので、思い出しながら書いてみます。

派遣留学というものがどんなものか、知っていただけたらと思います。

派遣留学とは

日本の4年生大学に入学し、海外の大学に1年間(正確には1学期もしくは2学期分)交換留学するという制度です。

派遣留学は、自身の通っている大学の制度を利用して留学します。

対して、日本の大学を休学し、留学の手続きを自分でする留学もあります。

 

私が経験したのは、TOEFL ibtを受験し、大学で日本語/ 英語の面接を受け、合格すると留学できるというものです。

 

留学時期は、

2年次に試験を行い、3年次に留学開始、4年次の春に帰国しました。

例えば友人はもっと早い段階で試験に受かっていたので、

1年次に試験を行い、2年次に留学開始、3年次の春に帰国という人もいました。

 

 

また、アメリカの大学は2学期制を導引しているので、

9月~12月までの1学期

1月~5月までの1学期 の間に外国に行くことになります。

1学期分だけ留学することも可能ですし、2学期分留学する人も居ます。

 

私は日本の大学が夏休みに入った3年生の8月に渡米し、9月~5月までの2学期滞在し、4年生の6月に帰国、同年9月から日本の大学に復帰しました。

 

おそらく大学生で卒業を遅らせずに留学する場合は、この時列が一番ギリギリパターンだと思います。

 

 

 

なぜ派遣留学はオススメなのか?

1. 費用を抑えて留学を経験できる

もちろん海外の4年生(学位)大学に留学できるに越したことはないですよね。

でも現実的に考えた時、本当に可能でしょうか?

例えばアメリカの大学の学費は年間200万~500万円かかると言われています。

未成年で両親の助けがあったとしても、4年間で800万円~2000万円です。

そこに生活費もかかってきます。年間100万円以上は必要でしょう。

実際、周りでアメリカの4年制大学に行ってる子の親は、みんな社長や大手企業の役職付きの方でした。

 

1-1. 学費

そこで派遣留学がオススメな理由は、日本の大学の学費で、1年間海外の大学に留学できるからです。

つまり日本の大学に学費を収めれば、海外の大学の学費は免除ということです。

私は日本で私立の大学に行っており、留学先は州立大学だったので差異はそれほどなかったかもしれませんが、それでもアメリカの学費(特に外国人)の方が高かったです。

海外に留学しようが、日本で1年過ごそうが、学費に関しては同じということです。

 

 

1-2. 奨学金

派遣留学を選んだ理由の一つに、50万円の補助金が出るということがありました。

結果として無知だった私は、保険料航空券でこの50万円がパァになってしまいましたが…

返さなくても良い奨学金はもらっておけるだけもらっておきましょう。

 

 

2. 卒業が遅れない

提携大学間の留学で素晴らしいところは、留学先で取得した単位が日本の単位に変換できるというところです。

つまり、4年間、1年も遅れることなく卒業が可能だということです。

 

もちろん、万が一留学先で単位を落としても大丈夫なよう、1・2年生のうちにできる限りの単位は稼いでおくのが安心です。

 

留学先では社会心理学、人類学、アートのクラスなど好きなクラスをとりました。

それが全て単位変換できたからです。

日本の大学では勉強できないコースをこの期にとってみるもの面白いですね。

 

 

 

3. 手続きは全て大学側が行ってくれる

アメリカの大学手続きは、複雑なものです。

ビザの取得から、どの予防接種をどこの病院で受けられるか、どんな設備がついた寮があるのか、何から何まで説明してくれます。

 

海外経験がない人、まだ英語にそれほど自信がない人でも、質問があれば留学センターに聞きに行けば良いのです。

何をしなければいけないかは、担当の人が教えてくれますし、今思うと至れり尽くせり

大学に属して留学するというのは、本当に贅沢なものです。

 

 

4. 大学の代表として派遣される

これは哲学的な話のように思えますが、結果として大事なことだったと感じます。

 

大学の代表として選ばれて留学する

ことと、

誰でも行けるビザで海外に住む

ことの違いをはっきりと経験しました。

 

自分の気持ちが全然違うんです。

その1年間に対する思い入れが全然違う。

 

競って選ばれて努力して行く留学は、その分だけ無駄にしたくないという思いが強いんですよね。

終わった時の達成感・成長度はこの思い入れの強さで変わると思います。

 

 

 

 

ではデメリットは何か?

1. 4年次で帰国する場合、就活が遅れる

私の時代とはかなり変わっているそうで、ご参考まで。

2学期分留学し、4年生の5月に帰国した場合、一般的な就職活動には遅れます。

 

「大学3年生の3月に説明会解禁」、「大学4年生の6月に採用面接など選考解禁」

(参考:インターンシップガイド)

このスケジュールで行けば、説明会には行けないこともあるでしょう。

 

ただ安心していただきたいのは、海外留学した人向けの就活もあるということです。

英語を使う仕事や、海外事業を展開している会社は比較的留学生に寛容なスケジュールになっています。

私も帰国してからのんびり就活を始めましたが、無事に新卒で採用されました。

 

当時、一番心を押してくれた ちきりんさんのつぶやきをご紹介しておきます。

 

 

2. 4年次で帰国する場合、卒業論文にかけられる時間が短い

4年生の5月に帰国しても、実際に大学に通学するのは9月の秋学期からです。

自分が入るゼミの教授に直接連絡をとり、授業に参加させてもらうことは可能だと思います。

それでも4月からのスタートには遅れるわけですから、卒論にかけられる時間は他の人と比べて短いことは事実です。

 

しかしこれもなんとかなる問題です。

卒業まではあと10ヶ月もあるのです。

帰国してから卒論に取り組んでも、留学先で論文を書きまくったみなさんなら、問題ありません。

 

 

 

結論: 失うものなど何もない

もちろん学費や奨学金の制度は、ご自身の大学によって大きく変わってきます。

留学先で出会った他大学の子は、奨学金の制度がなかったと言っていました。

 

 

もしあなたが海外に行ってみたいと少しでも思っているのなら、ぜひ派遣留学を視野に入れてみてください。

大学から海外に行くというのはハードルが高すぎる、予算も限られている、と思う方も、きっと挑戦しやすいでしょう。

TOEFLやIELTSを受験する必要もあり、そこで一生懸命勉強した経験は絶対に今後のあなたを支えます。

 

経験した私が言いますが、留学は100利あって1害なしです。

 

こんな時代ですが、それでも日本人にはもっと海外に出てみてほしいと思います。

 

少しでも参考になれば幸いです:)