胆振東部地震から一週間が経ちました。
今も多くの家が断水していたり、家自体が半壊、全壊で家に帰れない人がたくさんいます。
こんな中で亡くなった方々のお葬式も行わなければならず、時間だけが経過している感じです。
一週間経っても余震は毎日起こっていますし、その度にまた大きな地震が来るのでは?とみんな不安な日々を送っています。
それでも、本当に救われるのは全国の皆様からの支援です。
北海道全てが被災したということ
全道からボランティアや支援に来てくださる方々がいます。
多くの方が [本当はもっと早く来たかったけど、自分のところも停電してて…]と言ってくださります。
北海道全体が大変な状態であるということ、忘れてはいけないなと日々、思います…。
一時は全戸が停電していましたし断水もしていました。
地震自体も、震度4以上だった市町村は数多くあります。
本来であれば自分のところの整理で手いっぱいになるのが普通なのに、北海道全体から多くのボランティアの方々がきて、炊き出しや家具の整理を手伝ってくれて、心から感謝しています。
道路も悪いし、近郊に宿泊施設もないのに、本当にありがたいです。
見えていないところに被害がある
被災したのは北海道の全てだという部分にも繋がりますが、報道されていない部分にも被害が広がっています。
今も道路が寸断されていたり、がけ崩れ、土砂崩れは、実は多くの場所で起こっています。
ニュースでは鮮烈に報道できる部分だけが伝えられていますが、地味でも多くの方が被害に会いました。
マスコミは毎日来てて、伝えることも大切だと思うけど、少し暖かく見守るということも大切だと思います。
一週間経っても家に帰れない人も居ますので、疲れが溜まって来るはずなので…
実はまだまだ、見えていないところに被害があります。
ゆっくりと、時間をかけてみんなで助け合いながら復興していければと思っています。
復興の早さ・支援に感謝しかありません
現状をお伝えしましたが、支援の輪は驚くほど早く、感謝しています。
寸断されていた道路はアスファルトを剥がしてくれて、砂利だけどとにかく通れるようになりました。
避難所には多くの食べ物が集まり、とても助かっています。
停電から復活するまでも信じられないくらい早かったし、仮設トイレや仮設のお風呂まであって…
災害大国の日本だから、東日本、熊本などの災害の経験が活かされているのだと感じます。
救援、ボランティア、職員、自衛隊、たくさんの方々が本州から来てくれてるのを目にします。
東北をはじめ、愛知や岡山の方にもお会いしました。
本当に遠いところから来てくださる皆さん、ありがとうございます。
皆さんの支援があるから活かされているなと思います。
暖かい心を持った全国の皆さん、本当にありがとう:,)
まだ断水が続いていますが、少しずつ以前の生活に戻りつつあります。
以上、一週間経っての現状と感謝でした。